■霊園のトラブルに巻き込まれないために。

みなさんは霊園というと、どのようなイメージを抱くでしょうか。

おそらく広々とした敷地面積の中にズラリと墓石が並んでいて、緑がキレイに整備され、参拝のための歩道やコミュニティのような休憩所が整備され、管理人の常駐している場所、それが霊園に対するだいたいのイメージではないでしょうか。

ところが、霊園と一口に言っても“名ばかり霊園”のようなところも日本全国にはかなりあって、チラシやネットなどでうたっている名称は霊園でも、実は霊園のイメージとはほど遠い霊園というのも実在するのです。

とくに東京のように人口過密で遊休地が少ないところでは、“霊園と名の付く霊園でない霊園”が何カ所も存在します。

そういうところは墓石の数としてだいたい60基程度、樹木は植わっていても参拝のための小道や遊歩道などはなく、管理人も常駐していないといった状態です。

しかしこれらは東京の土地事情がそうさせるのであって、決して業者が悪徳だからそうしているというわけではありません。

声を上げる人や訴訟に発展するようなビジネスモデルではないために、霊園のトラブルはあまり公表されていませんが、それでも悪徳としか思えない業者にかかってしまったために、霊園に関するトラブルというのはけっこう報告されています。

霊園は死者を葬り祀る聖域ですから、誰もが声をあげにくいのはたしかですが、トラブルに巻き込まれず、安らかな気持ちで亡き人に詣でる場所をいかにして手に入れるか~、購入する前に真剣に考えておく必要があるようです。

もっとも重要なのは「業者選び」と言われていますが、では“霊園事業者の善良で良心的な企業”とは、どこでどのように探せば良いのでしょうか。

それですら不明な点が多い霊園の世界。

究極は、徹底した霊園どうしの検証と利用者の声、近隣の評判・口コミなどを頼りにするしかないのではないでしょうか。